アライアンス・フォーラム財団

2016/04/13

【セミナー開催】ファイナンシャル・インクルージョンの現場より~急成長するアフリカのデジタル金融法規制と監督~

キーワード:アフリカ経済の動向, アフリカの金融セクター, セミナー・イベント情報, アライアンス・フォーラム財団

アライアンス・フォーラム財団では、6/12(日)にファイナンシャル・インクルージョンの現場より~急成長するアフリカのデジタル金融 法規制と監督~と題してセミナーを開催します。

このセミナーは、2/24~3/1にケニア・ナイロビにて実施した【東南部アフリカ市場共同体(COMESA)地域のファイナンシャルインクルージョン(金融包摂)推進に向けた金融法規制監督の共通ガイドライン策定に関する研修プログラム】の報告会を兼ねています。
当日はアドバイザーとして、辻 一人先生(埼玉大学 教授、CGAP日本代表、JICA客員専門員)をお迎えします。
当該分野にご興味・ご関心をお持ちの皆様のご参加をお待ちしております。

◎ 日時: 2016年6月12日(日) 9:30~11:50(9:15開場)
※12:00以降、希望者は懇親ランチ(実費精算)
◎ 申込締切:6月9日(木)定員になり次第締切ります。
◎ 場所: 港区立ありすいきいきプラザ(東京都港区南麻布)
◎ 定員: 40名
◎ 受講料: 3000円/人 (当日払い)
◎ 詳細・お申込:こちらの【セミナー詳細・お申込】をご参照ください。

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東南部アフリカ市場共同体(COMESA)地域のファイナンシャルインクルージョン(金融包摂)推進に向けた金融法規制監督の共通ガイドライン策定に関する研修プログラム

アフリカ開発銀行アフリカ民間セクター向け支援基金(FAPA)の支援のもと、同行及びCOMESAとアライアンス・フォーラム財団が協働で開催いたしました。

前回2014年12月にザンビア・ルサカにて開催した『Microfinance Training Course for Policy and Development~Microfinance Regulations & Supervision towards Financial Inclusion~』の成果物であるマイクロファイナンス推進のための金融法規制監督の課題化と提言の内容を発展させ、今回の研修では地域の優先課題を精緻化し、金融法規制監督上の共通のガイドライン策定にフォーカスを当てました。
主な研修内容として、前回研修のレビュー、各国の金融包摂推進のための優先課題とアジェンダのプレゼンテーション、マイクロファイナンス機関やマイクロ保険機構の視察、金融包摂推進のためのCOMESA地域共通の金融法規制監督のガイドライン策定の協議を実施しました。

本研修にはCOMESAメンバー国の内17カ国から、中央銀行の金融規制監督の実務者を18名、マイクロファイナンス機関の実務者を15名が各国セクターを代表して参加しました。またアフリカの金融包摂に関心をもつ日本企業からも7名の参加がありました。前回の参加国15か国に加え、今回ジプチ、エリトリアの参加者が新しく加わり、多様な国々のマイクロファイナンスの第一線で活躍するプロフェッショナル達が一堂に会し、6日間集中的に議論を交わしました。本研修のプログラムは埼玉大学辻一人教授に監修され、ケニアのマイクロファイナンス機関K-Rep銀行を擁するK-REPグループの共同創設者であるKimanthi Mutua氏を主任講師としてお迎えしました。