ボツワナ日本国大使館

2017/05/12

ボツワナ投資環境視察ミッションのご案内(2017年6月27日(火)・28日(水)実施)

キーワード:セミナー・イベント情報, 国別, 外務省・在アフリカ日本大使館, ボツワナ共和国

現在,アフリカで活動中の日系企業及びアフリカへの進出を検討されている日系企業を対象とし,日系企業がボツワナへ進出する際に参考となる,投資環境の情報及び人的ネットワークの場を提供するため,ボツワナ政府要人及び現地関係者(海外投資誘致機関,現地民間企業及び金融機関等)との意見交換,交流レセプション,工場視察を下記の要領で実施いたします。当国でのビジネス展開に向け,有益な情報の収集や人的ネットワーク構築の絶好の機会となる本ミッションに,奮ってご参加頂きますようご案内申し上げます。

1.要領

開催日時:2017年6月27日(火)・28日(水)
開催場所:ボツワナ共和国
 意見交換及びセミナー:ボツワナ投資貿易センター(27日)
 交流レセプション:日本大使公邸(27日)
 工場視察:ハボロネ市及びロバツェ市(28日)
主催:在ボツワナ日本国大使館,ボツワナ投資貿易センター
対象:日系企業
参加費:無料(ただし,本ミッションは現地集合・現地解散で実施されるため,航空券・宿泊先については参加者ご自身で手配をお願います。)
申込み締切:2017年6月9日(金)迄

2.プログラム

・ボツワナ政府要人(閣僚級)との意見交換
・海外投資誘致機関,開発金融機関によるセミナー
・当地ビジネス団体及び民間企業との意見交換
・交流レセプション
・工場視察

3.大使メッセージ

ボツワナは政治,経済的に安定し,治安も良好な親日国です。様々な投資インセンティブも用意されています。是非,ボツワナでのビジネスをご検討下さい。なお,ボツワナはアフリカ進出の足がかりとしても適しています。

駐ボツワナ共和国特命全権大使 尾西 雅博

4.問合せ及び申込み書請求先

在ボツワナ日本国大使館 担当 植村
Tel:+267-391-4456 / Fax:+267-391-4468
E-mail:yoshihiro.uemura@mofa.go.jp

 

5.投資先としてのボツワナの魅力

  • 世界経済フォーラムの国際競争力ランキング(2016/2017年度)において,ボツワナはサブサハラ・アフリカ地域では4位(世界64位)に位置づけられている。また,日本貿易保険NEXIによるカントリーリスク評価で,アフリカ大陸では最も低リスクと評価されており,アジア地域との比較では中華人民共和国やマレーシアと同じリスクのカテゴリーとして位置づけられている。
  • 政治的には,独立以来,一度も内戦やクーデターはなく,安定した政治運営がなされている。世界銀行が発表する世界ガバナンス指標の評価項目「政治的安定性,暴力・テロの不在」では,先進国の日本・豪州・スウェーデンと同一カテゴリーとして評価され,またTransparency Internationalの汚職に関する調査では,汚職の少なさという点でサブサハラ・アフリカでは1位(世界35位)である。
  • 財政政策として,対外債務をGDP比20%以内に押さえており,外貨準備高も17.5ヶ月分の輸入総額に相当する額を保有している。国債格付け(ソブリン格付け)に関し,ボツワナは主要格付け会社のムーディーズからA2,S&PからA-/A-2(長期/短期)と格付けられ,いずれもアフリカでは最も高い評価を受けている。
  • 独立後40年間(1966~2006)の経済成長率が平均約9%と世界的にも有数の高い経済成長を遂げている。なお,最近の経済成長率は約5.5%(2010~2015)である。
  • 税制に関し,海外直接投資を誘引するため,ボツワナ政府は様々な税制優遇措置を導入している。法人税はアフリカ諸国の平均(27%)よりも低い22%となっている。さらに,製造・金融サービス業,又はIFSC(Botswana International Finance Service Centre)に登録している企業(バックオフィス機能のみの会社など)は税制優遇措置を受け,法人税率は15%となる。また,生産目的の機械及び装置の輸入には免税措置がとられる。
  • 資本金・外国送金に関し,最低資本金規制がなく,かつ資本金はどの通貨でも設定可能である。また,外国為替管理に関する規制もなく,国境をまたぐ送金が自由に行える。そのため,為替リスクを回避することができる。
  • 現在,ボツワナ政府はダイヤモンド依存型経済を脱却するため経済多角化に取り組んでおり,そのためにも海外からの直接投資を期待している。
  • 労働政策に関し,黒人優遇政策は当国にはない。また,労使関係は良好であり,過去に目立ったストライキも発生していない。識字率は82%と高く,多くの国民が英語の読み書きができる。また,周辺国と比較し,労働者の最低賃金も低く設定されている。
  • 南アフリカ関税同盟に加入しており,加盟国(南アフリカ,レソト,スワジランド,ナミビア,ボツワナ)との貿易では原則として関税,物品税を課されない。

 6.案内状

案内状(ボツワナ投資環境視察ミッション)