JICA

2014/06/18

JICAニュース:紛争下でも続く南スーダンのごみ処理支援

キーワード:アフリカの環境問題への対応に貢献する事業・技術, ウガンダ共和国, 南スーダン共和国, JICA

約30万人が暮らす南スーダンの首都ジュバ。独立後、近代的なビルの建設や道路の舗装が急ピッチで進むなど、急速な都市化に伴い、多くの公衆衛生上の問題が発生している。市民の健康を守り、国の発展を進めるためには、衛生環境の改善は欠かせない。特に廃棄物は、ハエなど伝染病を媒介する生物の発生源となり、景観も大きく損なうため、早急な対策が求められている。

ジュバのごみ収集は、地方行政を担うジュバ市役所が担当している。しかし、2011年に設立されたばかりの新しい市役所には、ごみ収集についての基本的な知識も経験も蓄積されてなかった。このため、不定期に集められたごみは、ジュバ市の郊外にある穴に無造作に捨てられ、適切に処分がされないために周辺の道路にはみ出し、環境汚染が広がっていた。

このような状況を改善するために、JICAは2011年10月から技術協力プロジェクト「ジュバ廃棄物管理能力強化プロジェクト」を通じて、ジュバ市役所、ごみ処分場があるジュバ郡、南スーダン環境省の廃棄物管理能力強化を支援している。

 

※記事の続き、プロジェクトの詳細はニュース本文をご覧ください。