JICA

2016/01/27

公開シンポジウム「TICAD VI in Nairobi: スマート・ドナーとして何を発信するのか?」 開催 2月12日(金)

キーワード:アフリカ開発支援とビジネス機会, 日本企業の開発プロジェクトへの参加, 稼ぐための農林水産業への協力・支援, アフリカビジネスをサポートする人材育成, アフリカ経済・ビジネスに関連する調査・分析・論文・書籍, セミナー・イベント情報, JICA

◆開催概要◆

途上国経済を効果的に発展させる開発戦略に関しては、いまだわからないところが大きく、そのため、開発援助の世界は、地図もないまま行先もわからずに漂流を続けている感があります。そうした現状を打破するために、日本学術会議では、地域研究委員会・国際地域開発研究分科会(委員長:大塚啓二郎)を中心に、効果的な開発戦略・国際的支援のあり方について議論を重ねてきました。今年の夏にTICAD VIがナイロビで開催されるというタイミングをとらえ、学術会議側の研究者の見解を提示し、民間企業、JICA、外務省の担当者と意見を交わしたいと考え、公開シンポジウム「「TICAD VI in Nairobi: スマート・ドナーとして何を発信するのか?」 を企画することにしました。このシンポジウムを通じて産官学の連携を強め、効果的な国際協力に向けた日本からの発信につなげたいと考えています。

【開催日時】 2016年2月12日(金)16:00 – 18:00 (開場15:30) 

【場所】 JICA市ヶ谷ビル 2F 国際会議場
【主催】 日本学術会議、JICA
【言語】 日本語
【参加費】 無料
【定員】 150名
【申込み方法】 下記ウェブサイトにアクセスし、「Apply/申し込みはこちら」ボタンよりお申込みください。

http://jica-ri.jica.go.jp/ja/announce/post_262.html

※座席数が限られておりますため、定員を超えた場合はお断りする場合がございます。また、取材のため会場内にメディアのカメラや撮影チームが入る可能性もありますのでご了承ください。

【お問い合わせ先】JICAアフリカ部計画・TICAD推進課 大森 tel: 03-5226-8260 E-mail: Omori.Chihiro@jica.go.jp

 

 【プログラム】

「TICAD VI in Nairobi: スマート・ドナーとして何を発信するのか?」

● 研究の視点から(16:00~16:50)
・園部哲史(政策研究大学院大学):Kaizenマネージメントの評価と発展方向
・浦田秀次郎(早稲田大学):Kaizenから直接投資までの支援のパッケージを
・大塚啓二郎(政策研究大学院大学):CARD(アフリカ稲作振興のための共同体)の現状と課題
・不破信彦(早稲田大学):SHEP(小規模園芸農民組織強化計画)の意義と発展方向

● 実践的立場から(16:50~17:25)
・藤森義明(公益社団法人 経済同友会 幹事、経済連携委員会委員長、LIXILグループ 取締役代表執行役社長兼CEO)
・丸山則夫(外務省アフリカ部部長)
・北岡伸一(JICA理事長)

● 一般討論(17:25~18:00)

司会:黒崎卓(一橋大学)