海外産業人材育成協会(AOTS)
一般財団法人海外産業人材育成協会(AOTS)は、主に開発途上国の産業人材を対象とした研修および専門家派遣等の技術協力を推進する人材育成機関です。これらの事業を通じて、日本と海外諸国相互の経済発展に貢献するとともに、友好関係の増進にも寄与します。
英文名称がThe Overseas Human Resources and Industry Development Association (HIDA)からThe Association for Overseas Technical Cooperation and Sustainable Partnerships (AOTS)に変更になりました。
AOTSホームページ https://www.aots.jp/
団体概要
・設立: | 1959年8月 |
*2012年3月に海外技術者研修協会(AOTS)と、海外貿易開発協会(JODC)が合併して海外産業人材育成協会になりました。 | |
・事業所: | 1) 国内:東京都(足立区)、関西(大阪市) |
2) 海外:バンコク、ジャカルタ、ニューデリー | |
・事業実績: | 国内外で行う研修事業では世界170カ国・地域の延べ44万人以上を研修。海外への専門家派遣事業では世界60カ国・地域に延べ1万人以上を派遣。寄附講座に約2万人、インターンシップに約1万人が参加。(2022年度まで) |
アフリカにおけるAOTSの役割
AOTSでは、これまでアフリカの産業振興、中小企業育成、資源開発、インフラシステム輸出促進等に資するよう、民間ベースによる技術協力を実施してきました。アフリカの有力な企業経営者や日本と取引希望のある現地企業の上級管理者などを対象とした日本での研修実施や、日本からアフリカに専門家を派遣し、品質管理や現場改善等のセミナーを開催したり関係機関での現場指導を行ったりしています。
これまでにアフリカ諸国を対象に延べ11,879人の技術者、管理者等を日本国内や現地にて研修し、また日本から124名の専門家をアフリカに派遣指導してきました。2020年度より国庫補助事業として開始した寄附講座には56名が参加しました。AOTSは、「共に生き、共に成長する」世界の実現を図るというミッションを達成すべく、今後もアフリカの現状とニーズを踏まえながら、効果的な人材育成支援事業を推進していきたいと考えています。
日本での研修の様子
アフリカ支援プログラムの主な活動(2020年度の例)
・アフリカの企業・団体等の経営者・上級管理者を対象に「AI・IoTによる業務革新」や「実践行動」等をテーマにした管理研修を遠隔にて実施(国庫補助事業) |
・シエラレオネの大学において機械学習(AI)エンジニア育成の寄附講座を開講し、学生56名が参加(国庫補助事業) |
・産業財産権制度の普及に係る人的基盤を整備することを目的とした受託事業にアフリカ24カ国・57名が参加 |
・日本のインフラの海外展開支援を目的とした受託事業にて、ケニアにおいて道路整備・維持管理に係る現地人材36名に対して遠隔セミナーを実施 |
TICAD-Vサイドイベント「アフリカの可能性」 日本での研修の様子
お問合せ
一般財団法人海外産業人材育成協会
総務企画部 経営戦略グループ
〒120-8534 東京都足立区千住東1-30-1
TEL: 03-3888-8261
FAX: 03-3888-8264
E-mail: koho-ai@aots.jp