AB-NET 運営事務局
2016/05/11
[活動紹介] PBS Japan 日本初!アフリカを着る『 Fasooo 』
PBS Japan(代表:祖川 輝彦 氏)より活動内容のご紹介がありましたので、掲載させていただきます。
(以下本文)
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「世界で最も夢と希望にあふれた大陸」と呼ばれ、世界的な注目を浴びているアフリカですが、その中でも貧困で知られる西アフリカのブルキナファソという国があります。
大きな工場や清潔な病院などあるはずもなく世界中で使い古されたポンコツ車が最終地として運ばれて来る様な国です。彼らの見た目は日本人から見ると大きく 怖いと感じられますが、古き良き時代の日本の人を感じさせるような人の好さや敬う心を持ち合わせているいつも笑顔を絶やさない明るい人たちです。
私たちはなぜブルキナファソでの協働事業を立ち上げたのか?
それはブルキナファソには昔の日本の様な仕立てるという習慣があり、現地での貧困問題を解決できるのではないかと考えました。みなさんが想像するアフリカ など途上国の貧困問題は悲惨でお金を募金するなど与える事で助けられるストーリーだと思います。確かに十分に満足ができるほどものが無かったり不便や出来 ない事も多く、お金がない為に病院にも行けず死んでしまう場合もあります。しかし、アフリカの人たちはその日をなんとか生きるという厳しい現状の中でも笑 顔を絶やさず強く暮らしています。なぜ貧困問題になるのかを調べてみると仕事がないことが原因であることがわかりました。現地ではいろいろなボランティア 団体、政府関係の団体が支援をおこなっていますが大規模な計画と大きなお金が基本となる時間を要した先進国が描いたプロジェクトが多く計画が終わると継続もできなくなったり、生活に反映されることは難 しい現状です。私たちは現地の人の生活に即反映できることはないのかと考えました。今日を生きる為に今すぐに助けて欲しい人たちがいます。だから今すぐで きること。それは今あるもので今何かをすること。仕立ての仕事であれば日本からの注文に対して商品をつくる日常の作業をおこなえば、すぐに現金化され今す ぐに生活に反映されるとPBSでは、この仕立ての協働事業を通じてブルキナファソの人たちが自立しプライドを持って生きていけるようにと『 Fasooo』ブランドを立ち上げました。デザインや商品企画などは日本側でおこないます。自分を変えたい、自分らしく生きたい、世の中の為に何かをしたいなど、自 分の人生に言い訳をせずに想いをもった人たちと、これからは社会起業家の育成の一貫として『 Fasooo 』を、成長させていこうと考えております。足 元ばかりを見て小さな事ばかりに悩んでいるのなら、PBS Japanと一緒に、世界から日本を見つめられる価値観を育て、日本もアフリカも元気にしてい きましょう。
PBS Japan
http://pbs-japan.org/