JICA
2014/09/22
JICAプレスリリース:ビル&メリンダ・ゲイツ財団と、ナイジェリアにおけるポリオ撲滅に向けた連携の合意文書を締結
キーワード:民間主導、官民連携による保健・医療・滋養, ナイジェリア連邦共和国, JICA
JICAの加藤宏理事とビル&メリンダ・ゲイツ財団(以下、「ゲイツ財団」)のグローバル開発プログラム・プレジデントであるクリストファー・エライアス博士は本日、ナイジェリアにおけるポリオ撲滅対策を支援するための合意文書(債務承継契約)を締結しました。
これに先立ち、今年5月26日に、JICAは、ナイジェリアのポリオ撲滅のための取り組みに対して、ナイジェリア連邦政府との間で82億8,500万円を限度とする円借款貸付契約に調印しました。本事業は、ポリオ・ワクチンの調達を通じ、ナイジェリア全国における5歳未満児に対するポリオ・ワクチンの円滑な接種を図り、同国のポリオの早期撲滅に寄与することを目的としています。貸付資金は、ポリオ・ワクチン4億7,600万ドースを調達する資金として活用されます。
本事業は、今後事業成果が達成されれば、ゲイツ財団が、ナイジェリア政府に代わって、JICAに対する円借款の返済を肩代わりする「ローン・コンバージョン」という手法を採用します。この画期的な手法により、ナイジェリア連邦政府によるポリオ撲滅事業への積極的取り組みを、財政的負担を強いることなく支援することができます。JICAは、2011年にパキスタンにおけるポリオ撲滅事業において、同様の手法を採用しており、今回が2回目の適用となります。
※続き、詳細はプレスリリース本文をご覧ください。