野村総合研究所
2015/12/14
出版情報:「アフリカ進出戦略ハンドブック」(東洋経済新報社)が出版されました
キーワード:アフリカの変貌とビジネスチャンス, アフリカの民間セクター整備, アフリカビジネス支援に関する施策・制度・スキーム, アフリカ開発支援とビジネス機会, アフリカ経済の動向, アフリカ各国の動向, アフリカビジネス環境関連情報, アフリカ関連企業・ビジネスの動向, BOP/ Inclusive ビジネス・新規起業, 中堅・中小企業の活躍, アフリカ経済・ビジネスに関連する調査・分析・論文・書籍, 国別, 野村総合研究所
12月10日に東洋経済新報社より、アフリカ進出戦略ハンドブックが出版されました。
野村総合研究所のアフリカビジネスを専門とするコンサルタントが
実際に日本企業のアフリカ市場進出、アフリカ事業拡大を支援することを通じて
蓄積したアフリカビジネスに関する知見・経験を元に、
日本企業がアフリカビジネスにどのように参入していくことが望ましいかについて
とりまとめをさせていただいております。
また、本書ではアフリカで活躍する企業の事例についても取り扱っており、
欧米企業だけではなく、中国・韓国・インド企業の事例を記載しているとともに、
日本企業についても大企業だけではなく、中小企業の事例も記載しております。
多くの方に役立てるよう、アフリカに関するコラムや、初めてアフリカ担当となられた方向けの渡航準備のコツ等についてもとりまとめております。
是非御一読いただければと思います。
どうぞよろしくお願いいたします。
著者:小池順司、平本督太郎、野村総合研究所アフリカビジネス推進事務局
https://store.toyokeizai.net/books/9784492444245/
【内容紹介】(Amazonの本書紹介ページより)
日本企業の成長機会はアフリカにある!
最後のフロンティア市場をどう切り拓いていったらいいのか?
進出国の選定方法、現地パートナーの探し方からコミュニケーションのコツまでがわかる。
GE、サブミラー、LGエレクトロニクス、住友ゴム、本田技研など先進企業事例も満載。
アフリカ大陸は、2015年時点で12億人弱の人口が2050年ににはほぼ倍増し、20億人を超える巨大市場になると予測されている。
全人口12億人弱の平均年齢は20歳代と若く、2030年時点でも若年者(24歳以下)が5割以上となる見込みである。
このアフリカの人口パワーは、将来の消費市場として無視できない、最後のフロンティア市場である。
日本企業のアフリカへの進出状況をみると、アジア地域へのそれと比べて圧倒的に少ない。日本企業においては、いまだにアフリカ大陸に対する現状認識に誤解が多い。
しかし、現在、アフリカでは、民主化、都市化も進展してナイジェリア・ラゴスのような1000万人都市も出現、購買力ある中間層も育ちつつある。その一方で、BoPビジネスや、社会インフラ整備に対する需要も旺盛である。
日本がアジアで貢献してきたビジネス経験を、アフリカ大陸で活かせる機会が豊富に存在している。
本書は、日本企業のアフリカ進出支援を行っているコンサルタントが経験と実践を通じて得た知見をもとに、今後のアフリカ市場に対する日本企業の戦略についての示唆を提示するものである。
アフリカビジネスに携わる企業経営者、ビジネスパーソン必携の一冊。
【主要目次】
第1章 急成長するアフリカ市場
第2章 アフリカ市場の読み解き方
第3章 アフリカ市場医への4つのエントリー戦略
第4章 先進企業事例に学ぶアフリカビジネス
第5章 アフリカ市場進出に向けた検討ステップ
第6章 アフリカ主要5ヵ国の概況
第7章 コミュニケーションと渡航直前準備のコツ