キーワード：リスクへの対応と管理, セミナー・イベント情報, マリ共和国, JICA

サヘル地域は2000年代後半から政情の不安定化に見舞われてきました。2013年1月、アルジェリアのイナメナス天然ガス関連施設において人質事件が起きたことは記憶に新しいところです。特にマリはイスラム勢力侵入による国家の分断、政変など、多くの国難に直面してきました。

その後、国際社会の強い支援を受け、2013年半ばごろから、マリでは平和と復興に向けた取り組みが加速化しています。民主的選挙によって選出されたイブラヒム・ブバカル・ケイタ大統領のリーダーシップのもと、国民和解と国家再建に向けた動きも本格化しつつあります。

日本政府は2014年3月に、マリに対する支援の全面的な再開を決定しました。これを受けJICAも、支援の再開に向けた取り組みを進めています。5月下旬にはマリ政府代表団の訪日の機会に合わせ、JICAにて、マリ支援にあたる主要な支援国を招いた国際円卓会議を開催します。

今回のサヘル情勢セミナー「マリ 平和と復興への道のり」では、政府代表団からマリの“今”をお話しいただきます。マリ人の言葉で語られる等身大の姿や、直面する困難と、復興と開発に向けた決意などを、この機会に是非お聞きください。

• 日時：2014年5月29日（木曜日）18時30分から20時（受付18時）
• 会場：JICA市ヶ谷ビル　2階　国際会議場
• 主催：独立行政法人 国際協力機構（JICA)
• 内容：
  ●サヘル・マリ情勢ワンポイント解説（JICA）
  ●発表「マリ　平和と復興への道のり」（マリ政府代表団）
  ●質疑応答
• 対象：ご興味のある方ならどなたでも
• 使用言語：日本語およびフランス語（日仏の同時通訳あり）
• 定員：100名（先着順）
• 参加費：無料
• 参加方法：こちらのサイトよりお申込みいただけます。