アフリカ開発支援とビジネス機会
開発支援は、国際機関や日本をはじめとする先進国政府が途上国政府と協力して行う、公的な活動ですが、また企業が自ら開発支援をサポートしたり、ボランティア、NGOによる支援活動も活発化しつつあります。
同時に、開発支援は、途上国の政府部門の業務を代替、補完する重要な経済活動であるとともに、実際にはその実施は企業や専門家コンサルタントの参加によって行われ、大きなビジネス分野でもあります。
開発プロジェクトの成功には官民連携が不可欠です。日本のアフリカに対する開発支援が充実するなかで、日本人、日本企業がアフリカの開発支援にもかかわり、多くの日本人がアフリカの各国のフィールドで現場において活躍するようになっています。
本欄においてはアフリカにおける開発支援が、どのように日本人、日本企業の参加による官民連携によって行われているか、またビジネスチャンスを提供しているかについて紹介する情報を掲載します。日本人や日本企業がアフリカの開発プロジェクトに参加して活躍している個々のケースの紹介は「日本企業の開発プロジェクトへの参加」の欄に掲載します。また、主要開発機関のアフリカ関連入札情報リンクの紹介等も行います。
アフリカ開発会議(TICAD)と政府開発援助(ODA)
● TICAD Ⅵナイロビ宣言(骨子) (外務省資料)
第6回アフリカ開発会議(TICAD Ⅵ)の成果文書として採択された「ナイロビ宣言」の概要です(2016年8月28日)。
● TICAD VIにおける我が国の取組 (外務省資料)
国際協力機構(JICA)のアフリカにおける取り組み
● JICAのアフリカ支援 (JICA資料)
これまでのTICAD Ⅴの支援策に加え、TICAD Ⅵの取り組みも紹介されています。
● アフリカでの活動報告(国際協力機構年次報告書より抜粋)
● JICAアフリカ向け円借款の供与実績 (2005-2013年度)
海外投融資の本格再開
-途上国で事業を実施する企業への資金協力を通じて、途上国と日本の発展に貢献-
(JICAホームページ 2013年2月15日付ニュース)
無償資金協力実績(2014年度)
JICAの技術協力等における開発コンサルティング企業の活躍
国際協力銀行(JBIC)のアフリカ向け投融資
● アフリカ向け投融資承諾実績 (2014年10月現在)
TICAD IV以降のJBICアフリカ向け承諾実績(主要案件)の一覧です。
● 広報誌「JBIC Today」よりアフリカ関連記事のご紹介
アフリカ開発銀行関連情報
EPSA(アフリカの民間セクター開発のための共同イニシアチブ)
◆概念図
GRIPS開発フォーラムHP、エチオピアとの産業政策対話(JICA・GRIPS)
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